妊婦さんと風疹!旦那さんが風疹の予防接種を受けてきた話。
こんにちは。ちゃらんぽにゃです。
風疹が関東を中心に流行っていますね。
あっという間に感染している人の数が増え、テレビのニュースでも妊婦さんは注意が必要です!というのをよく見かけるようになりました。
昨日のニュースでも、今年は昨年の1年間の患者数の8倍だと言っていました。
私も現在、妊娠8か月に入り、他人事ではありません。
風疹は妊娠中の女性がかかると、お腹の中の赤ちゃんに影響がでてしまう怖い病気なのです。
私は風疹が胎児に影響が出ることをテレビのニュースを見て知ったのですが、同じニュースを見ていた旦那さんも、いろいろ調べてくれて、旦那さんの年代は予防接種を受けていない年代だとわかり、急遽風疹の予防接種を受けてきてくれました。
しかし、風疹と聞いても、どういった病気なのか、あまりよくわかっていないのが現状です。
今回は妊婦さんと風疹についてまとめました。
そもそも風疹って?
風疹とは、風疹ウイルスが咳やくしゃみなどの飛沫感染からうつり、体内にウイルスが侵入すると2~3週間の潜伏期間の後、約3日間発熱や特有の発疹、軽い咳、目の充血、耳の後ろのリンパが腫れるなどの症状が出ます。
感染者の約2割は症状が現れない人もいます。
風疹の感染力は強く、1人の患者が免疫のない5~7人にウイルスを広げるそうです。
かかりやすい年齢は?
生後6ヶ月頃までは、母親からの免疫があるのでかかりにくいとされています。
かかりやすい年齢は3〜10歳の子どもに多い傾向があります。
しかし、風疹は子どもの病気ではありません。
最近では、風疹の予防接種を2回受けていない30代~50代の男性が風疹にかかることが多く、風疹患者が急増しています。
妊婦さんが風疹にかかると
妊婦さんが妊娠20週ごろまでに風疹にかかると緑内障、白内障、感音性難聴、先天性心疾患、胎児発育不全などを患う、「先天性風疹症候群」になる恐れがあります。
妊婦さんは早い時期ほどリスクが大きい
妊娠1ヶ月 50%
妊娠2ヶ月 35%
妊娠3ヶ月 18%
妊娠4ヶ月 8%
妊娠20週以降の感染は、永続的な障害は残らないとされています。
妊婦さんへの風疹の予防接種はできない
風疹のワクチンは生ワクチンのため、妊婦さんには接種できません。
免疫のない妊婦さんや、抗体価の低い妊婦さんは妊娠20週ごろまでは、なるべく外出を控えて人ごみを避けたほうが良いとされています。
予防接種や抗体検査を受けたほうが良い年代は?
1990年4月2日生まれ以前の方は、予防接種が1回だけだった時期があり、十分な免疫が得られていない場合があるので、抗体検査をまず受けたほうが良いとされています。
特に妊娠している女性が周りにいる方や家族、これから妊娠を望む方、男性は抗体検査を受けたほうが良いです。
風疹がとても流行っている今、自治体によっては抗体検査を無料で受けられる所もあるそうです。
私の旦那さんも風疹の予防接種を受けてきました!
私の旦那さんは30代で、風疹の免疫が十分に得られていない年代です。
テレビのニュースで見たとき、義母も「予防接種は1回しか受けてないよ」と言っていたので、「これは風疹にかかったら大変だ!!」となり、自ら進んで病院に電話し、風疹の予防接種の予約をしてくれていました。
風疹の予防接種はいくらでできる?
風疹の予防接種は、自治体によっても違いがあると思いますが、私が住んでいるところは、市から補助金がでるので、2000円で受けられたそうです。
病院によっては、風疹のみのワクチンは在庫がないところもあるそうなので、予約をし確認してから病院に行ったほうが良いです。
旦那さんが風疹の予防接種を受けたのは、私が妊娠24週の頃でした。
風疹は妊娠20週以降の妊婦さんが感染したとしても、あまりお腹の中の赤ちゃんに影響はないとされています。
しかし、風疹にかかってしまったら、週数は関係なくとても怖いですよね。
妊婦さんは予防接種はできないので、周りの人が予防・対策をしてくれるのは有難いことです。
妊婦さん自身も、マスクをして予防したほうが良いですね。
まとめ
旦那さんが風疹の予防接種をした際、生後数か月の赤ちゃんと一緒だったそうです。30代~50代の男性が予防接種をしているというのは見かけなかったそうです。
テレビで毎日のように風疹の患者数が多くなっていて予防接種を!と呼びかけても、なかなか広まっていないのでしょうか?
大人の方が風疹にかかると、症状も軽く済む場合もあるそうで、自分が風疹だと気づかずに周りにウイルスをまき散らしていることもあるそうです。
妊婦さんが風疹に感染して、お腹の中の赤ちゃんが亡くなったということもあるそうなので、みんながみんな気を付けたいものです。