ちゃらんぽらん主婦の奮闘記

2018年12月に2人目誕生!食道アカラシア、PMS・PMDD、育児、妊娠、出産など患った病気や、日常生活をのんびり書いています。

食道アカラシアと診断された私の治療法は・・

こんにちは!ちゃらんぽにゃです。

 

 

今回も食道アカラシアについて、書きたいと思います。

 

最近その食道アカラシアの症状の特徴の一つである、

胸痛(強い痛み)が頻繁に起こり、つらい思いをしています。

 

 

痛いとき(胸痛が起こった時)は、薬をのんで治していたのですが、

今は妊娠しているので、薬は飲めず、

ひたすら痛みが引くのを、じっと耐えている状況です。。。

 

 

ちなみに、食道アカラシアとは・・↓

www.charanponya.com

 

 

 今回は、食道アカラシアはどう治療するのか、

私がどう治療した(している)のか書きます。

 

 

食道アカラシアの治療法とは

 

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・薬による治療

・内視鏡を用いた治療

・外科的治療(手術)

 

薬による治療

下部食道括約筋の圧力の低下を目的として、カルシウム拮抗薬(アダラート)や亜硝酸薬(ニトロペン)が用いられます。これらの薬は、血圧を下げる目的があり、血圧の低い方が服用すると、血圧が下がるので危険な場合もあります。

 

内視鏡を用いた治療

・バルーン拡張術

内視鏡下に挿入できるバルーン(風船型の器具)を用いて、狭くなった下部食道括約筋をバルーンを膨らますことにより、広げる治療。

 

・経口内視鏡的筋層開術(POEM)

 食道の粘膜を切り、内視鏡を粘膜と筋肉の間に潜り込ませ、食道を締め付けている筋肉を切って緩ませることで、食道を広げる手術。内視鏡でできる。

 

最新の治療法です。体への負担が少なく、約7割の方が胸痛が消失していると言われています。

 

 

外科的治療(手術)

腹腔鏡手術により、腹部に5ヶ所穴を開け、腹腔鏡を挿入し筋肉を切開する。

 

POEMの治療法がなかった時は、この治療法が最終手段でした。ただ、外科的治療なので傷が残ってしまいます。

 

 

私の場合は・・

 ①薬による治療

まず最初に行なったのは、薬による治療です。

私は上記には書いてないのですが、二トロールという薬を処方されました。

 

 

食前30分前に舌下投与し、血圧が下がり、食道の狭くなった筋肉が緩んでるうちにご飯を食べる・・という方法でした。

 

 

私の場合は、もともと血圧が上が100くらいしかなく、割と低い方だったので、1日2回しか処方されず、朝と夜しか飲めませんでした。

 

 

ですが、薬を舌下投与するとご飯が少しではありますが通るようになり、「たべられる( ・∇・)」とすごく嬉しかったです。

 

しばらく(1年くらい)この治療法をやっていました。

 

 

ただ、薬が食前30分前に舌下するので、外食に出掛けたりすると、

「注文してから食事が届くまでだいたいこのくらいだから〜、薬飲んでおこう!」

と食事が来るタイミングがわからないときは、時間配分をミスり、異様に注文した食事が届かず薬が効き始めたりすると、血圧が下がり過ぎて気持ち悪くなり、座ってもいられなくなったことがあります。

 

薬が効き始める前に、ご飯をたべれば大丈夫なのですが、

血圧がもともと低いので大変でした。

 

 

薬を服用したときは一時的に食べることができるのですが、根本的な治療薬ではないので、薬がないと全くご飯は食べられませんでした

 

 

 ②内視鏡を用いた治療 (バルーン拡張術)

薬を服用し1年くらい経ったころ、主治医に

「体重も増えているわけではないし、薬で少しは食べられているけれど、次の段階(治療)に進んでみないか?」と言われました。

 

 

確かに薬を飲んだ時は一時的に食べられて少し満足していたけれど、

友達と「ちょっとスタバでフラペチーノ飲んでいこうよ」などの

急なお茶会(笑)は飲み物も詰まっていたので無理だったし、

薬を服用する以外の食事 (おやつとか)も無理だったし、

ふいにもらうお菓子とかきゅうりの浅漬けとかも詰まって食べられなかったし、

結構ガマンというか、あきらめていたこと(食事)は多かったので、

次のステップに進むことにしました。

 

 

バルーン拡張術はずっと通っていた大学病院にて行いました。

5日ほど入院をしました。(人生初めての入院)

 

 

入院時の内容は長くなりそうなので、

また後ほど書きたいと思います。

※追記:2018/10/22 食道アカラシアで入院した時のことを書きました↓↓

www.charanponya.com

 

そして、治療は今も

結論から言うと、10年たった今もバルーン拡張術を半年に1回のペースで行っています。

 

POEMや手術をすれば治るのになんでやらないの?と思うかもしれませんが、

近くにPOEMをおこなってくれる病院がないのと、

今はバルーン拡張術を日帰りで(午前中で帰れる)やってくれているので、入院しなくて済むし、バルーン拡張術をすると(私の場合ですが)ほとんど詰まることなくご飯が食べられているので、この治療法を継続しています。

 

 

なので食道アカラシアは現在進行形で、闘っています。

もちろん、バルーン拡張術をおこなわないと、食道が狭くなりどんどん悪化していってしまいます。

 

 

食道アカラシアに、新しい治療法(POEM)ができたときは感動しました!!

なにより、一番悩んでいる胸痛が消失するかもしれないなんて・・

嬉しすぎる(*^▽^*)

 

 

いつか受けてみたいなとは思っています。

 

 

 

 

 

参加しています(^O^)

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